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最近観てきたもの

9月は毎週末美術館へ足を運んでいます。
ん〜充実感。



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『染織家 志村ふくみ・洋子 展』/富山県水墨美術館

自然や自然界に対する畏敬の念を感じる志村ふくみ氏の染織作品、
配色の美しさと物語性を感じさせる洋子氏の作品は、草木染めとは思えない鮮やかな色色色の連続。
なんて美しいのでしょう。
思わず見入ってしまいました。
富山県の植物で染めた糸も展示していて、それがまたぐっとくる色ばかり。

素晴らしい手仕事技に感動したひとときでした。




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『近代日本の木彫展』/高岡市美術館

こちらの展覧会もすっごくおもしろかった。

高村光雲・光太郎氏の作品を初めてこの目で見ることができました。感激。
活き活きとした動き、表情、細部にわたる緻密な仕事。
木目の向きがあることを忘れさせる表面の艶やかさ。
観察力、デッサン力、集中力、そして情熱のようなものを感じ取りました。
うまくことばで言い表せませんが、とにかくしびれました。

娘は、その作品が持つ存在感に圧倒されたのか、大きな声を出して作品を指差していました。
(おかげでゆっくりみられませんでしたが…笑)



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そしてこちらの写真展、
『野町和嘉写真展 -地球巡礼-』/ミュゼふくおか カメラ館

このポスターをたまたま観た時、最初は「絵」なのかと思った。
そしたら写真なんだもの、こんな美しい写真の他にどんなものが観られるのか気になって
勢いで高岡市美術館の帰りに立ち寄りました。
同じ地球上で起きていることとは思えない、世界の姿が映し出されていました。
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教と、信仰宗教と人間の関わりや神聖なものへの畏怖といったものを人々の姿から感じました。 んんん、これも本当にいい展覧会でした。

こちらは11月6日まで、高岡市福岡町のミュゼふくおか・カメラ館にて開催中。

by aboc_det | 2011-09-19 19:43 | 展覧会

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